中国語入門に最適、NHKラジオ講座
★日本語で理解できるって、ホントにすばらしい
NHKラジオ講座のテキストは、ホントにうれしかった。あたり前のことですが、単語の説明も文法説明も日本語だったからです。台湾にいたころ、英語で解説されたテキストを使い、日本語の怪しい台湾人教師に教わって、霧の中を歩くような思いを味わった私には、すみずみまで明瞭に理解できることが、とてもうれしかったのです。
★中国語の基礎固めに理想的なテキスト
①発音の説明が分かりやすい
台湾式のなまりがあった私の発音は、講師のていねいな説明を聞き、中国人ゲストの正確な発音を聞くことによって、自信をもって発音できるようになりました。のちに知り合った中国人に発音をチェックしてもらいましたが、ほとんど問題はありませんでした。
録音したテープを何度も聴き、講師が説明する発音法をしっかり理解し、ゲストの発音を何度も真似する。自分の発音がゲストの発音にそっくりになるまでがんばる。発音の練習法はこれしかありません。
何度も繰り返しているうちに、耳が鋭くなってきます。自分の発音とゲストの発音の違いが分かるようになり、自分の発音のしかたをあれこれ修正しながら、正しい発音に近づいてゆくのが分かります。
②半年間で基礎的な文法項目と構文、文例がほぼ網羅されている
NHKラジオ講座の初級編を終了したあと、北京語言学院が編纂した「実用漢語課本」のBOOK-2に取り組みましたが、新しい単語に少々手間取っただけで、すぐに読み通すことができました。NHKの初級編で学んだ文法の知識で十分に役立ったのです。
その後さらに、同じ北京語言学院編纂のやや難しそうな「新中国語(基礎漢語課本)」の第4巻と5巻にも取り組みました。新しい文法事項や構文が少々、知らなかった単語がたくさん出てきましたが、それらを理解すれば、文法的には、さほど困難を感じずに読むことができました。NHK講座で学んだ文法で十分通用したのです。
中国語とはそういうものだと中国語の某先生が書いておられました。基礎で習った文法が、中国語の文法のほとんどすべてであるというのです。とすれば、NHK初級編で、ほとんどすべてであるということになります。これさえやっておけば文法に関しては、ほぼ十分ということになります。
★NHKテキストの学習法は丸暗記
「頭の中に中国語が入っていなければ、聞けない、読めない、話せない、書けない」のだから、中国語を頭にインプットしよう、つまり暗記してしまおうと覚悟を決めた私の学習法は、NHKのテキストを丸暗記することでした。
語学の学習は「理解」するだけでは、学習したことになりません。「学んだ事柄を記憶にとどめない限り、本当に学んだことにはならない」のです。本当に使えるようにはならないのです。
「丸暗記」という言葉を聞くと、何か無意味なこと、という感じがします。学生時代、試験の前に丸暗記して、試験が終わったとたんに、すべてを忘れてしまったという経験をしたからなのかもしれません。私は「丸暗記」とは、テキストの「すべてを完全に覚えこむ」ことと考えています。「完全に」ということは、「忘れることのないように」という意味です。
(次回はNHKテキスト丸暗記の方法)

