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NHKラジオ中国語講座をパソコンに録音する方法

毎日ラジオ講座を聴くのはたいへん

最近、私の妻が中国語を勉強したいと言い出しました。
そこでNHKのラジオ講座を勧めたのですが、「忙しくて毎日ラジオを聴き続ける自信がない」と言います。

番組を録音すればいいのですが、放送時間にラジオを聴くのが難しい人には、当然のことですが毎日録音することも難しい。
タイマー録音できる機器があればいいのですが、我が家にはありません。

別売のCDを購入するという方法もありますが、二つの理由であまり好ましくありません。
まず毎月CDを購入するとけっこうな金額になります。
二つ目の理由は、CDは番組そのままを録音したものではなく、テキストにある中国語会話だけが録音されています。番組の講師の先生の解説は録音されていないのです。
入門・初級時には先生の説明を聞いたほうが理解が早いですから、別売CDはあまりお勧めできません。

いろいろ探してみたら、タイマー機器を使わずに、パソコンに番組をそっくり録音する方法がありました。

NHK語学番組のホームページで中国語講座のストリーミング配信をしている

NHK語学番組のホームページにアクセスして中国語のページを見ると、「番組を聴く」というコーナーがあって、前の週に放送された一週間ぶんの番組を聴くことができます。
好きな時間にアクセスして好きなだけ繰り返し聞くことができます。
ただ、一週間たつと次の一週間の番組と入れ替わってしまいますから、二週間以上前の放送を聴くことはできません。
そこでお勧めするのが、このホームページのストリーミング配信をパソコンに録音(キャプチャー)してしまおうという方法です。

高梨IT製作所「NHKラジオ語学番組キャプチャツール」

通常、ストリーミング配信されている音楽や音声は録音/保存ができませんが、録音できるツールがあります。

「NHKラジオ語学番組キャプチャツール」高梨IT製作所が公開しているフリーソフトです。

NHKラジオの語学番組のストリーミング配信をワンクリックでダウンロードできます。あまりの簡単さに感激しました。
ダウンロード方法、使い方などは、下記のブログ記事をご覧ください。
高梨IT製作所「NHKラジオ語学番組キャプチャツール Ver.0.13」(2011年度対応バージョン)

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中国語入門に最適、NHKラジオ講座

★日本語で理解できるって、ホントにすばらしい
NHKラジオ講座のテキストは、ホントにうれしかった。あたり前のことですが、単語の説明も文法説明も日本語だったからです。台湾にいたころ、英語で解説されたテキストを使い、日本語の怪しい台湾人教師に教わって、霧の中を歩くような思いを味わった私には、すみずみまで明瞭に理解できることが、とてもうれしかったのです。

★中国語の基礎固めに理想的なテキスト
①発音の説明が分かりやすい
台湾式のなまりがあった私の発音は、講師のていねいな説明を聞き、中国人ゲストの正確な発音を聞くことによって、自信をもって発音できるようになりました。のちに知り合った中国人に発音をチェックしてもらいましたが、ほとんど問題はありませんでした。
録音したテープを何度も聴き、講師が説明する発音法をしっかり理解し、ゲストの発音を何度も真似する。自分の発音がゲストの発音にそっくりになるまでがんばる。発音の練習法はこれしかありません。
何度も繰り返しているうちに、耳が鋭くなってきます。自分の発音とゲストの発音の違いが分かるようになり、自分の発音のしかたをあれこれ修正しながら、正しい発音に近づいてゆくのが分かります。

②半年間で基礎的な文法項目と構文、文例がほぼ網羅されている
NHKラジオ講座の初級編を終了したあと、北京語言学院が編纂した「実用漢語課本」のBOOK-2に取り組みましたが、新しい単語に少々手間取っただけで、すぐに読み通すことができました。NHKの初級編で学んだ文法の知識で十分に役立ったのです。
その後さらに、同じ北京語言学院編纂のやや難しそうな「新中国語(基礎漢語課本)」の第4巻と5巻にも取り組みました。新しい文法事項や構文が少々、知らなかった単語がたくさん出てきましたが、それらを理解すれば、文法的には、さほど困難を感じずに読むことができました。NHK講座で学んだ文法で十分通用したのです。
中国語とはそういうものだと中国語の某先生が書いておられました。基礎で習った文法が、中国語の文法のほとんどすべてであるというのです。とすれば、NHK初級編で、ほとんどすべてであるということになります。これさえやっておけば文法に関しては、ほぼ十分ということになります。

★NHKテキストの学習法は丸暗記
「頭の中に中国語が入っていなければ、聞けない、読めない、話せない、書けない」のだから、中国語を頭にインプットしよう、つまり暗記してしまおうと覚悟を決めた私の学習法は、NHKのテキストを丸暗記することでした。
語学の学習は「理解」するだけでは、学習したことになりません。「学んだ事柄を記憶にとどめない限り、本当に学んだことにはならない」のです。本当に使えるようにはならないのです。

「丸暗記」という言葉を聞くと、何か無意味なこと、という感じがします。学生時代、試験の前に丸暗記して、試験が終わったとたんに、すべてを忘れてしまったという経験をしたからなのかもしれません。私は「丸暗記」とは、テキストの「すべてを完全に覚えこむ」ことと考えています。「完全に」ということは、「忘れることのないように」という意味です。

(次回はNHKテキスト丸暗記の方法)

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NHKテキスト丸暗記の方法

丸暗記学習のポイントは、次のとおりです。
一課ずつ、次の要領で学習してゆきます。
①まずテキストの内容を理解する。
②テープをよく聴いて、音読できるようにする。
③音読した文の意味を日本語で言えるようにする。
④音読しながら日本語の意味をイメージできるようにする。
⑤日本語訳を見て、即座に中国語で言えるようにする。
⑥日本語訳を見て、中国語で書けるようにする。ピンインもつけられるようにする。

①まずテキストの内容を理解する
テキストを見ながら放送(あるいは録音テープ)を聴き、スキットや例文の発音と日本語の意味を理解します。テキストをよく読んで文法も理解します。
ひととおり聴き、読んだらおしまい。

②テープをよく聴いて、音読できるようにする
テープを繰り返し聴きながら、ゲストの発音を真似して音読します。
最初は、テキストについているピンインを見ながら聴き、音読します。これがポイントです。これを繰り返しているうちに、ピンインを見れば正しい発音ができるようになるのです。
口の形に注意して、ゆっくりと音読します。つっかえながらでもかまいません。すぐに慣れてスラスラ読めるようになります。はじめは、ゲストの読み方がとても速く思えて、ついてゆけませんが、ワンセンテンスずつテープを止めながら、とにかく真似をしてゆきます。私はリピート機能つきのテープレコーダーを使いました。
50回も繰り返せば、ゲストのスピードに合わせて音読できるようになります。これができるようになることが、とても大切です。できなければ先へは進めないと覚悟して、できるまで繰り返します。先を急がないことです。

③音読した文の意味を日本語で言えるようにする
ゲストが読むスピードについてゆけるようになったら、今度はテープなしでの音読を始めます。
ワンセンテンスを音読したら、すぐにテキストにある日本語訳を音読します。これで音読1回です。
中国語を音読して、テキストを見ないでも日本語訳を言えるようすることが、このステップの目標です。
これを最低でも50回繰り返します。「中国語/日本語」のセットで頭にインプットする作業です。
50回に近づくころには、中国語を読んだとたんに日本語の意味が頭に浮かぶようになります。

④音読しながら日本語の意味をイメージできるようにする
このトレーニングには、特別なやり方はありません。上で述べた、音読してから日本語の意味を口に出して言う練習を続けているうちに、音読しながら日本語の意味が頭に浮かんでくるようになります。
つまり、③の練習は、この状態になったら終えてよいということです。

⑤日本語訳を見て、即座に中国語で言えるようにする
テキストの日本語訳を見て、中国語で言います。④までしっかりトレーニングを積めば、それほど難しいことではありません。
とにかく、日本語を見たとたんに中国語で言う。言えたと思っても、時間がたつと忘れてしまいます。1課を過ぎて2課、3課と進むうちに、1課を忘れてしまうのです。
私は3課、4課と先に進んでも、毎日1課からやり直していました。NHKテキストの1課あたりの内容は多くありませんから、たとえ20課まで進んでいても、1課からやり直すのに苦痛は感じません。とは言っても、やはりある程度の時間はかかります。グズでノロマな学習法と友人に揶揄されたゆえんです。

⑥日本語訳を見て、中国語で書けるようにする。ピンインもつけられるようにする
今度は、書くトレーニングです。とはいえ、日本語を見て中国語を思い出すトレーニングでもあるわけですから、記憶の補強をしていることにもなります。日本語を見たら、まず口に出して中国語を言い、書きます。日本語に似た字でもよく見ると違うという文字が多いので、はじめのうちはテキストをよく見て、注意しながら書きます。
中国語を書いたら、下にピンインもつけます。声調記号の位置に注意します。
テキストを見ないで書けるようになったら、このトレーニングは終わりです。

リアルタイムでラジオ講座を聴きながら、毎日、上のトレーニングを続けるのは、大変なことです。その日の課をその日のうちに終えることは、普通の生活をしている人間には不可能です。どんどん放送に遅れてゆくのです。
ですから、放送を録音しておいて、テープを活用しながら、追いかけてゆくことになります。
私は、半年分のテキストの初級編を終えるのに10ヶ月かかりました。
このテキストのすべてを頭に入れない限り先へは進まないと決めて、しつこくやり続けました。
その後、中級編も、同じやり方で6ヶ月かけて終えました。

上記のトレーニングは、時間がかかりますが、確実な方法だと思います。語学学習に禁物なのは、先を急ぐことです。次々に新しいテキストをやるのは、学習がどんどん進んでいるような錯覚をもたらしますが、実は、理解できているだけで、身についてはいないのです。身についていなければ使い物にはなりません。
私は中国語を独習してきましたが、NHKのこの安価なテキストと無料のラジオ講座をしっかりと頭の中に入れる効用は、高いお金を出して学校に通ったり先生につくよりもはるかに大きいと確信しています。なにしろ、この講座を終えた後、初級、中級のテキストに挑戦しましたが、テキストを読解することに関しては、とても楽だったからです。

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NHK講座完全マスターのためのツール

★NHKテキストはそのままでは使いにくい場合がある
NHKラジオ講座は、半年ごと、あるいは1年ごとに講師が変わり、テキストの内容と編集方法も異なります。
ある年のテキストの構成は、スキットの中国語がページの上半分にまとめてあり、その下に語句の解説と日本語訳がまとめてあります。
しかし別の年には、スキットの中国語文のワンセンテンスごとに日本語訳がついています。中国語文と日本語訳が一行おきに交互に並んでいるのです。

中国語と日本語訳が分かれているものは、使いやすいのですが、ワンセンテンスごとにセンテンスのすぐ下に日本語訳をつけたテキストは使いにくいのです。

ワンセンテンスごとに日本語訳がついていると、始めのうちは中国語のすぐ下に日本語があるので便利です。入門・初級時の私の学習法では、ワンセンテンスずつ、中国語を音読したら続けてそのセンテンスの日本語訳も音読するというやり方で、中国語と日本語をワンセットにして頭にインプットします。その場合、中国語のすぐ下の行に日本語があるため、そのまま続けて読めますから、都合がよいのです。
しかし、中国語を読んで、その意味をすぐに言えるようにする練習の時には、すぐ下に日本語があるため、いつもカンニングをしているような気がして落ち着きません。本当に覚えたのか、下の日本語を頼りに日本語訳を思い出したのか、あやふやなのです。

各課ごとにその課のポイントとして、文法の説明と例文がありますが、これも、ある年のテキストでは、例文と日本語訳が左右対称に並べられていますが、別の年には、例文のすぐ下に日本語訳が記されています。
すぐ下に日本語訳があると、やはり上記のような問題が起こってきます。

★完全暗記のためのツールを作る
中国語を読んで日本語訳を即座に言えるようにする、日本語訳を見て中国語を即座に言ったり書いたりできるようにする。
このトレーニングのために、私はノートを作りました。
A5版の普通のノートの左側のページに、テキストの中国語をワンセンテンスずつ書きます。センテンスとセンテンスの間は一行あけておきます。ここには、読み方に自信がない単語のピンインを書き込みます。
そしてノートの右側のページに、左側の中国語の日本語訳を書き込みます。

左側の中国語を音読するときには、右側の日本語訳を隠しておきます。背側に折り返して、完全に見えないようにするのも手です。そして音読と同時に、日本語を思い出すのです。思い出せなかったらすぐに右側のページを覗きます。
今度は、右側の日本語を見て、左側の中国語を思い出す。
これを何度も繰り返すことによって、NHK講座の内容を、つまり入門初級の中国語を、自分の頭に刷り込むのです。

こんなことをしたのは中学時代以来のことでした。しかし、その威力はすばらしいものでした。
何度も繰り返しているうちに、中国語と顔なじみになる。見知らぬ人間ではなく、友達のような気がしてくる。日本語とセットで覚えた結果、前から知っていた言葉のような気がしてきます。
やがて、中国語を見ただけで、日本語の意味が即座に頭に浮かぶようになり、日本語を見ただけで、中国語が即座に頭に浮かんでくるようになります。
こうなったら、次のテキストにチャレンジする時期が来たのです。

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